一般的にはPCの性能を上げれば上げるほどゲームのFPSも伸びていく傾向にあるのですが、我が家で最も嗜まれていると言っても過言ではない「コイカツ」は、ハードの性能を生かすのが物凄く苦手で、CPUもGPUも負荷的には余裕があるのに重めのmodを使っていると20FPSとか普通に出してくるやっかいなソフトになります。
そのため最近は半ば諦めモードだったのですが、AMDがゲーム向けと太鼓判を押すRyzen 7 5800X3Dなら何とかなるのでは?と試してみたのですがやはり駄目ですね・・・。
今回は
- CPU Ryzen 7 5800X3D
- マザー MSI MPG B550I GAMING EDGE WIFI
- メモリ Crucial BLE2K8G4D40BEEAK DDR4-4000 8GBx2
- VGA Palit GeForce RTX 3070 Ti GamingPro 8GB
- SSD SAMSUNG 970 EVO Plus 1TB
- CPUクーラー Scythe 虎徹 Mark II
- ケース Lian Li TU150WA
こんな感じの構成で試してみたのですが、FPSの落ち込みはどうしても発生してしまいます(CPUクーラー弱めですがコイカツ程度なら温度的には全く問題なし)。
そして対Core i5 12600KFで見比べてみても12600KFの方がフレームレートの落ち込みが少ない印象で、元々マルチスレッドが苦手なコイカツなのでIntelの方が相性が良いというのもあるのでしょうが、現状の6万円台半ばという値段からすると物足りない感じです。
まぁAlderLakeはどうしても爆熱の印象が拭えないので、個人的には5800X3Dの方が好みなのですが、コスパで考えると12600KFを選ぶのが正解だと思います。
ちなみに5800X3Dに乗せ換えた当初、20FPSから微動だにしないという謎事象が発生していたのですが、UEFIを8/4に出たばかりの最新版へ更新したら普通に動くようになったので、今後の更なる性能向上に期待したいところです。