DisplayPortでスリープ復帰時にウィンドウ位置がずれる対策に4K仮想ディスプレイエミュレータを導入

ASUS MAXIMUS VII IMPACTのDisplayPortを使っていると、スリープから復帰した際、開きっぱなしにしていたウィンドウが極小サイズになったり隅の方に寄ってしまったりと非常にイラッとするので、何か良い手はないものかと考えた結果、HDMI出力用の4K仮想ディスプレイエミュレータが利用できそうだということに気づきました。

そもそも4K仮想ディスプレイエミュレータとは何ぞやという話ですが、リモートから仮想デスクトップへ繋いだ際にデスクトップサイズが微妙な感じになるのを防ぐのに使うもので、ここ最近何かと話題のマイニング用に普及し出したパーツになります。

で、これが何の役に立つのかと言うと、DisplayPortはスリープから復帰してもしばらくしないと認識されないという仕様のため、スリープ前の解像度が分からず極小化されてしまうのですが、逆に言えばDisplayPort以外で正しい解像度を教えてあげれば万事解決という訳です。

今回入手したのはAmazonで見つけた4K/60p対応のHDMI用アダプタ@998円ですが、オンボードの空いているHDMIポートに挿してクローン表示設定をしてみたところ、スリープから復帰してもウィンドウサイズが維持されるようになりました。

ただ残念ながらアプリによってはウィンドウの位置がズレているいることがあり、これで完璧という訳ではないのですが、僅か1,000円足らずの出費でイラッとが確かに改善されるのでこれはこれで悪くない対策だと思います。

ちなみにMAXIMUS VII IMPACTのHDMIポートは4K/30pが上限のため、4K/60pのDisplayPortとデュアルディスプレイが上手く組めるか不安だったのですが、どうやら周波数の差異は気にしなくても良いみたいです。

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