「スリープ状態の解除元:不明」の原因を探る

OSを再インストールする度にWindowsが夜中に勝手にスリープから復帰する原因をgoogleで検索している気がするので、いい加減自分用にまとめておいた方がいい気がしたのでメモ。

容疑者その1 USBデバイス or LANカード

まず最初に疑うべきはこの2つですが、イベントビューアでスリープから復帰した時刻あたりを確認すると「Intel(R) USB 3.0 eXtensible Host Controller – 1.0 (Microsoft)」とかそのものズバリが表示されるので、これについてはデバイスマネージャで怪しそうなデバイスを見つけ次第片っ端から「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外していきます。

もしくは、コマンドプロンプトで

powercfg /devicequery wake_armed

を実行すると、対象のデバイスが一覧表示されるので、そこから犯人を探し出すのも手。

容疑者その2 自動メンテナンス

[コントロール パネル] > [システムとセキュリティ] > [セキュリティとメンテナンス] で自動メンテナンスの項目にある「メンテナンス設定の変更」に「スケジュールされたメンテナンスによるコンピュータのスリープ解除を許可する」のチェックを外す。

容疑者その3 タスク スケジューラ

厄介なのはイベントビューアで犯人が「不明」になっているパターンで、これについては経験上、タスクスケジューラによるものが多いように思います。

コマンドプロントを管理者権限で起動して、

powercfg -waketimers

を実行すると、タイマー起動される予定のタスクが表示されるので、怪しいものを見つけたらタスクスケジューラで該当タスクのプロパティ画面で条件タブを開き、「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックを外せばOK。

あと念のため、[コントロール パネル] > [ハードウェアとサウンド] > [電源オプション] > [プラン設定の編集]で[詳細な電源設定の変更]を開き、[スリープ] > [スリープ解除タイマーの許可] を無効に。

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