QNAP QM2-2P10G1TAの落とし穴

QNAP TS-673はデフォルトだとギガビットLANしか使えないので、PCIexスロットにIntel 82599EN搭載のノーブランド10GbE LANカードを増設していたのですが、当然の如くQNAP的には公式に対応しているモデルではないため、QNAPの管理画面上だと拡張スロットに何も刺さっていないかのような表示になっています。

今のところ普通に動いているし特に実害もないのですが、どうにも気持ちが悪いのでQNAP純正のM.2 SSD&10GbE増設カード「QM2-2P10G1TA」を導入してみることに。

TS-673って本体の設計が正直イマイチで、拡張スロットのカードを抜き差しするためには一度電源を外さないといけないのが難点なのですが、まぁ年に何度もするような作業でもないので諦めてカードを入れ替えてみた結果、全く変化なし(困惑。

M.2スロットに刺したM.2 SSDは認識しているし、ネットワークにも普通に繋がっているので、動作上は問題ないのですが、26,000円も出して購入した純正カードでこの体たらくというのは、いくらなんでも手を抜きすぎじゃないですかね?>QNAP

まぁ「QM2-2P10G1TA」へ交換した結果、NVMe SSDが2枚増設出来るようになったので、全くの無駄足という訳ではないですが、何とも微妙な結果に終わってしまいました。

ちなみにもう一つ微妙だったのが「QM2-2P10G1TA」のM.2スロットはNVMe専用のようで、SATAが使えないことは分かっていたのですが、実はAHCIにも非対応ということに気づかず、SamsungのAHCI対応M.2 SSD「MZHPV128HDGM-00000」が認識せずに四苦八苦してしまいました。

結局、SSDをSamsung MZVPV256HDGL-00000&950 Pro 256GBへ交換することで解決しましたが、年に何度もやるはずのなかった電源の取り外しを日に何度もやらされて、QNAPに対する評価がダダ下がりとなる一件でした・・・。

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