ヘッドフォンばかり買っているのはバランスが悪いだろうということで、値段の割に評判の良かったCAVなるメーカーのスピーカー「V-70NW」を買ったのが去年の夏のこと。
しかし手持ちのアンプだとどうも低音が出過ぎてしまうきらいがあり、バフレスポートに水槽用のスポンジを詰めたりしてみたものの、今度は音がサッパリしてしまってイマイチだという訳で長らく放置していました。
ところが、吉田苑というオーディオショップがカスタムチューンしているパワーアンプ「HINA Wraith Power HPW-01」と組み合わせてみたところ、変な誇張の無い、高解像度でフラットな感じにまとまってくれたので、このたび本格デビューすることになりました。
このHPW-01というアンプは、Nmodeの1bitアンプ「X-PM2」をカスタムチューンしたもので、元となったX-PM2がスッキリ・クッキリ系ならきっとこれも同じ系統で低音過多になることはないだろうと予想しての導入でしたが、結果、大正解だったようです。
ちなみにHPW-01は販売価格298,000円という桁が一個間違っているんじゃ無いかレベルのお値段ですが、今回購入したのは中古品だったので、どうにか10万円前半に納まってくれました。
さて、これにてメインのオーディオ機器構成は
- DAC: ORB JADE-1 Limited
- プリアンプ: エルサウンド ECP-SS-1
- メインアンプ: HINA Wraith Power HPW-01
- スピーカ: CAV V-70NW
で一旦固定することになりますが、アパート住まいのため音量を出せる時間が限られている点を勘案すると、結局はこれまで通りヘッドフォンメインの生活は変わらない予感がします(悲。