個人的に大当たりの中華製DAC「Xiang Sheng DAC-01A」

上海問屋の真空管ヘッドフォンアンプ「DN-HPA509B」の音質自体は結構好きなのですが、いかんせんデジタル入力がUSBのみな上にRCA出力がボリュームを経由してしまう事からイマイチ使い勝手が良くないのが難点です。

そこで真空管内蔵複合型DAC「Xiang Sheng DAC-01A」を購入した訳ですが、最近は専らこればかり使っているほどお気に入りだったりします。

まず入出力端子についてですが、デジタル入力がUSB/光/同軸と一通り揃っている上にヘッドフォン端子にRCA出力が2つあるので、使い勝手が非常に良いです。

そして肝である音質についても力強さを感じつつ艶やかさも忘れないという、20,000円弱でよくもまぁここまでの音を出せる物だとつくづく感心していまいます。

一番驚いたのはFate/ZeroのOP「oath sign」で、TV放送を聞いた方がいいんじゃないかというくらい録音品質が酷いCDでも、ちゃんと聴けるレベルになっています。

このことからもDAC-01Aは積極的に音作りをするDACということが分かりますが、ここまで激変するとなると「ソースに忠実じゃ無きゃ嫌だ」という人にはちょっとお勧めできないですが、私のように気持ちよく聴ける事を主眼に置いている方にはお勧めのDACです。

ちなみにこちらのDACは直輸入品という事もあり、要求電圧が115Vと高めなのには注意が必要です。

日本の100Vでも一応動作は可能ですが、ステップアップトランスを使って115Vで鳴らした場合とでは雲泥の差があるので、こちらのDACを購入した暁には是非一緒に昇圧トランスも買ってあげてください。

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コメント

  1. とるか より:

    アップトランスの導入予定なのですが、何VAのものを購入しましたか?

    160VAが店頭に並んでいたのですが、流石に足りないでしょうか

    • ぽぽろ より:

      当方はサウンドハウスの「SH SU-6EE」という600VAのものを使用していますが、DAC-01Aの消費電力自体は10W程度なので、供給電力量としては160VAで問題ないかと。

      • とるか より:

        早速の返信ありがとうございます!!

        >>10W程度…
        160VAのを明日あたり購入しようと思います!

  2. てくの より:

    記事に触発されて「Xiang Sheng DAC-01A」を購入しまた。
    冷たい機械的な「音」ではなく、音楽的なあったかい音色がして素晴らしいです。
    倍音も綺麗で、いつまでも聴いていたくなります。
    値段が4倍する真空管Dacを持っていますが、双極管が2本のためか、ふくらみ過ぎで不満でした。
    もう、手放せないですね。
    私にとっても大当たりでした。
    昇圧トランスは必要です。