beyerdynamic 88th Anniversary DT 770 Pro (32Ω)レビュー

期せずしてヘッドフォンレビュー2連発です。

一番最初に買ったbeyerdynamicのヘッドフォンがT1だったので、他のモデルは全く縁が無かったのですがこれは中々良い物ですね。

金属ハウジングのT1と比べるとプラスティック感が堪らなく安っぽかったり、ケーブルに巻いた痕が残りやすかったりと、作りについてはT1に及ばないですが、音質面についてはT1とは違った意味で良好です。

私の中でザ・無難の地位を獲得しているT1に対し、DT770 Proは伸びがあるドンシャリで、密閉型特有の音の籠もる感が苦手な私でもこれなら全く問題ないです。

まぁ繊細な音の表現力については5万円以上価格差があるだけにT1の方に分があります。

イヤーパットがレザーなので夏場はちょっと厳しそうな感じですが、DT770 E/32みたいなフェザータッチのものに交換したらいいのかもしれません。

ちなみにインピーダンスが32Ωと低いので、Nmode X-DP1みたくホワイトノイズが出やすいヘッドフォンアンプを使うとかなり気になります。

もっともこの辺りは覚悟の上だったので、個人的には特に問題ないですが。

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