到着後一週間経たずに壊れたEPSON EWM-770TWに代わり、新たにBrother DCP-J1800Nを導入するに至ったのですが、色々気になる部分があったのでダメ出ししておこうと思います。
ダメな点その1 梱包が甘い
箱から取り出そうとしたところ、スキャナ部分がパカパカするため、かなり気を付けながら本体を引っ張り出す必要がありました。
こうゆう可動部って養生テープで固定するのが普通だと思うんですが、その手間すら省くというのはいただけません。
ダメな点その2 電源コードが本体直付け
コストカットの一環なんでしょうが、電源コードが本体直付けだと断線したらそこで終了なので、やはりメガネケーブルの方が安心感があります。
ダメな点その3 パスワードの記載位置が不親切
ファームウェアアップデート時に本体パスワードが必要なんですが、そのパスワードが本体裏のシールに記載されているというのを設置後に知らされて、わざわざ本体をひっくり返してメモる羽目に。
そして毎回本体裏をひっくり返すのも面倒なのでパスワード変更しようと思ったのだが、新しいパスワードを入力してもエラー音が出るだけで変更出来ないという。
恐らく記号と英数字を混在させないと駄目とか、何かしらパスワード強度に関するルールがあると予想されますが、それがどこにも見当たらないので諦めました・・・。
ダメな点その4 タッチパネルの精度が悪い
なんか狙った位置よりも微妙に右側に押下判定が入るっぽくてイライラします。
取り合えず右指よりも左指の方が正しくタッチ判定が入りやすいことが分かったので、今は左手で操作してますがもう少し何とかならないものか。
という訳で久々にブラザー製プリンタを使ってみての総括ですが、これはあまり人に勧められないなぁというのが率直な感想です。
A4用紙とハガキが前面の2段トレイでそれぞれセットできるという点では大変評価が高いのですが、短時間ですがEWM-770TWを触っていて困ったことが全くなかったのと比べると、DCP-J1800Nは「あれっ?」となる場面がちょくちょくあるので、次に買うならEPSONかなぁ・・・?(そしてキヤノンは前面トレイにハガキが入れられるモデルが見当たらないのでパス)
ちなみに本体パスワードに加え、ブラウザでプリンタにhttp接続するための自己署名証明書作成手順などというかなりマニアックなものが用意されていて、セキュリティ周りに気を付けているという姿勢が伺えるのは褒めて然るべきなんでしょうが、如何せんユーザビリティが欠如しているので、まずはそこを改善した方が良いと思います。