ASRock Sky OCがいつの間にか正式リリースされていた模様

本来ならばオーバークロック非対応のK無しCPUでもオーバークロック可能になるというASRockの「Sky OC」を試すべく、Z170 Pro4S用β版BIOSをダウンロードしようと思ったらサイト上に見当たらず(汗。

仕方がないので通常の最新版BIOSを入れてみたところ、普通にBIOSの起動画面でSky OCの有効・無効を選べるようになっていました。

BIOSのリリース履歴を見てもSky OCについて一切触れられていないため確かなことは不明ですが、今年の1月下旬にVer3.00へメジャーバージョンアップされているので、そのタイミングで正式版に取りこまれた可能性が高そうです。

そんなこんなで無事Sky OC出来る環境が整ったので、早速Core i5-6400とASRock Z170 Pro4Sの組み合わせでSky OCを試してみたところ、BCLK150MHzはBIOS画面でフリーズ、145MHzはPrime95実行中にOSごと落ちて、140Mhzは半日ほど負荷をかけても大丈夫、という感じでした。

Core i5-6400は倍率27倍なので、BCLK140Mhz×27倍=3.78Ghzから4Ghzの壁を超えるのは難しそうですが、もうちょっと設定を詰めて上限を探ってみようと思います。

ちなみにこのSky OCですが、不思議な事にタスクマネージャー上のクロック表示とCPU-Zでの表示が一致しません。

skyoc

タスクマネージャーを見るとCore i5-6400のスペックである@2.70Ghzの表記になるのは良いとして、最大速度が1.90Ghzでカレントが2.68Ghzというのは一体どこから出てきた値なのかサッパリです。

そしてここから先は推測になりますが、Sky OCというのはCPUのクロック数を実際より低く見せかけ、本来のクロック上限を突破しているような気がします。

そんな訳で、裏でやましいことをしている関係上、BIOSのリリース履歴でも堂々と謳うことができず、製品説明でもSky OCについて全く触れられていないのではないか?、と予想していますが、果たして真相はいかに。

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