1年半前に買ったCore i7 970が発掘されたので、ちょっと組み立ててみました。
元々暖房器具の代わりにするために買った物なので、当初の目的を考えると少々季節外れな感はありますが、折角の6コア12スレッドを生かすにはやっぱりエンコードだろうということでTMPGEnc Authoring Works 5をインストール。
現在のエンコード用PCであるPhenom II X6 1100T機と比較してみました。
エンコード時の条件は以下の通り:
- 映像
- MPEG-4 AVC
- 720×396
- 29.97fps
- 1パスVBR(品質固定)
- 最大15000kbps
- 音声
- MPEG-4 AAC (LC)
- 48000Hz
- ステレオ128kbps
- フィルタ
- 高精度映像ノイズ除去フィルタ
そして1280×720ドット/369MBのMPEGファイルのエンコードにかかった時間を比較するとこんな感じに。
CPU | フィルタ無 | フィルタ有 |
1100T | 2:21 | 3:30 |
i7 970 | 1:36 | 3:17 |
フィルタ無の場合は純粋にCPU性能の差が出ていますが、フィルタ有についてはそこまで差が付いていません。
これはフィルタ処理にCUDAを利用しているためで、GPUは両者ともGeforce GTX570で揃えていますが、Core i7 970のパワーを持ってしてもGPUに依存する部分が大きいようです。
ふむ、次はGPUを変えて試してみるか・・・。