とらのあなの新サービス「えらべる予約」にユーザーの選択権が欠落している件

とらのあなで新予約サービスが始まるというのを目にして、これはまた議論を呼びそうなシステムだなぁと思っていたのですが、予想以上に酷いことになっているようです。

今回の予約システムの肝は、

  • 商品が入荷後即発送される「予約毎度便」
  • 商品が入荷後数日分まとめて発送される「予約定期便」

のどちらかが選べるという点ですが、どちらも発送毎に送料が発生してしまいます。

つまり、多くのユーザーが必要としているはずの

  • 商品が全てそろったらまとめて発送される「これまで通りの予約便」

が選択できないというのがまず問題点として挙げられます。

そして輪をかけて酷いのが予約定期便が定期の役目を果たしていない点で、ユーザーの阿鼻叫喚が以下にまとめられています。

とらのあな 予約定期便の規約改正(From Togetter)

普通に考えると、発売予定日が近い商品はまとめて発送されるものだと思いますが、とらのあなはその予想を覆して発売日前に入荷したらとっとと発送するという手に打って出たため、購入者は想定外の送料を負担する羽目に。

しかも「発売日前でも発送する」ことについては後出しで規約を改正するおまけつき(汗。

とらのあなとしてはどんどん発送した方が業務がはかどるからということで新システム(≠サービス)を導入したのでしょうが、これをやっては駄目でしょう・・・。

そんな訳で、とらのあなで予約する時は

  1. 予約毎度便で
  2. 店舗受け取りを指定し
  3. 週一回店舗へ取りに行く

のが一番良さそうです。

まぁこれをやると通販倉庫の在庫が店舗に移っただけで、とらのあなとしては何の解決にもならないのですが(苦笑、実際サービスレベルが劣化してしまったからにはユーザー側としてもそれなりに対策を取らざるを得ない訳で、「全部まとめて発送便」が復活することを祈るばかりです。

ちなみにメロンブックスの場合、発売予定日がずれて別便となってしまった場合、確認のメールが来て、別送分をキャンセルすることも可能です。

私的にはこれが正しい姿だと思うのですがねぇ・・・。

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