「秋のヘッドホン祭2013」のハイレゾアニソンイベントは大盛況

普段だと特価品目当てで朝から出かけるヘッドホン祭ですが、欲しい物がHD800くらいしか見当たらなかったので、今回は二日目の14時過ぎに会場入り。

お目当てはORBブースで14時半から開催されるという「某アニソンレーベルのハイレゾ音源初披露!? 高音質アニソンの未来」でしたが、何と満員御礼で入場できず(汗。

ただ急遽二回目が開催されるっぽかったので、昼食のため一旦会場を後にし、改めて15時20分頃戻ってくると既に立ち席の状態でしたが無事入場できました。

イベントの内容はランティス系列の音楽制作会社アイウィルの佐藤純之介さんが手がけた曲を紹介していくスタイルで、よくある試聴イベントと大きく違う点はアニソン縛りという点でしょうね、やはり。

バカテスやらプリズマイリヤやらひだまりスケッチやらがDAC兼プリメインアンプ「JADE Frya」+スピーカー「ELAC BS312(多分)」の総額30~40万円コースのシステムで再生される訳ですからそりゃ変な音になるはずがないのですが、ちゃんとした環境だからこそハイレゾ音源の差が分かるとも言えます。

実際、CD音源と24bit/48kHzを比べると音の伸びやらクリアさやら一目(一耳)瞭然です。

特に凄かったのはラブライブ!で、佐藤さんが「歌っているキャラの立ち位置を考えて曲を作っている」と言うとおり、ハイレゾ音源だと「ああ、ここでキャラが入れ替わったな」と分かるほどの再現度に驚きました。

その他、興味深かったエピソードとして

  • 佐藤さん一人で年間300曲くらい携わっている
  • 「ラブライブ!」は9キャラ分、通しで録音して、場面々々で一番良かったキャラを使うよう後から編集しているので凄く大変だった
  • e-onkyoで最初に配信されるのは「ラブライブ!」「麻生夏子」「ガルパン」だが、その後に5~10番組くらいがスタンバっている
  • DSDは万能では無く音数が多い曲には向いていない
    • なのでe-onkyoで配信予定の曲には24bit/48kHzを採用した
  • 「アニソンは録音環境が悪い」と言われているが、決してそんなことは無い(爆笑)

などありましたが、特に最後のコメントはこのイベントに参加しなかったら自分も思い違いしたままでした。

いやぁ、今日は大変良い経験をさせてもらいました。

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