こちらの読者レビューに当選していましたので早速開封してみました。
宅急便で届いたのはUSB DAC「DVK-UDA01」」本体のみで、本の部分はPDFファイルをダウンロードするスタイルでした。
これはきっとまだ本がで出来上がっていないからなのでしょうね。
その影響か、本体もDOS/V POWER REPORTの付録「Lian-Liネジセット」の段ボールに入れられて発送されて来ましたし(汗。
組み立て方法については非常に簡単で、
- 抵抗の足をラジオペンチで曲げては切る×4個
- コンデンサの足をラジオペンチで曲げては切る×2個
- DVK-UDA01にこれらを挿す
だけで完成しました。
ウチのメインPCはWindows7 Professionalの64bit版ですが、自前のUSBケーブルを使って本体に挿すだけで「USB Audio DAC」としてドライバーレスで認識。
USB-DACの挿しすぎで、同名のデバイスが既に8つ目のためどれがどれだか既に区別がつかなくなってしまっているのはご愛敬ですが、それを除けば何の問題もなく音出しまで成功です。
あとこれは当方の環境固有の問題だと思いますが、マザーボードのUSBコネクタを使うとプチノイズが載る(もっともこれは他のUSB-DACも発生している)ため、別途USB3.0カードを増設してそちらに挿しています。
それでは音出ししてみますか、と思って手持ちのヘッドフォンの中では比較的音の鳴らしやすい「オーディオテクニカ ATH-AD1000PRM」を繋いでみたところ、小問題発生。何故か異様なほど低音が出ません。
ウーハーの潰れたスピーカーで似たような音を聞いた記憶がありますが、ヘッドフォンでそれはないよなぁと思って色々確認したところ、ヘッドフォン端子が甘差しになっていただけでした(苦笑。
「DVK-UDA01」の3.5mmジャックは結構堅めなので、思いっきり奥まで挿さないと駄目みたいですね・・・。
それはさておき音質についての評価ですが、「PC内蔵音源との違いが確かに分かる高音質」という本書の目的は十分に果たしていると思います。
というか、こんなDACをポン付けしただけの回路でこのレベルの音が出るのは驚嘆に値するかと。
まぁここ最近我が家のメインシステムとなりつつある
- USB-DDC: M2TECH HiFace
- DAC: Pioneer N50
- ヘッドフォンアンプ: 上海問屋 DN-68351
と比べると音の分離や締まりといった部分でまだまだ差を感じますが、時価総額でおおよそ20倍の差があるので、流石にこれと同列に並ばれてしまうとこちらが困ります(苦笑。
ちなみにbeyerdynamicのT1などといういかにも鳴らしにくそうなヘッドフォンでも聞いてみましたが、抵抗4本状態で十分音量が取れていました。
抵抗の本数の増減で音量の調節するようにとの事でしたが、これ、2本にしないと駄目なヘッドフォンってこの世に存在するんですかねぇ?
(第2回へ続く)