三菱最後の液晶ディスプレイということで大切に保存しておくつもりだったRDT235WXですが、三菱から技術供与された液晶ディスプレイがI-O DATAから出たとのことで、だったら押入れにしまっておいても仕方ないね、という訳で開封。
我が家の液晶事情は
- メインPC: EIZO RadiForce RX340とFS2333のデュアルディスプレイ
- サブPC: MITSUBISHI RDT232WM-Z
という感じですが、動画を見ることが稀なサブPCのために動画に強いRDT232WM-Zを充てるメリットが少ないので、FS2333はサブPCへ回してRX340とRDT235WXのデュアルディスプレイへ移行してみました。
小画面表示がPicture by Pictureに限定されていたFS2333と違い、RDT235WXはPicture in Pictureに対応しているので、DVDレコーダーで録画した番組を見ながら作業できるようになって、利便性はかなり向上した感じです。
特にDELL U2711からRX340へ変更した結果、縦方向が伸びた代わりに横が狭くなって複数ウィンドウを開いた時の作業エリアが狭くなったのがイマイチだったので、この差はでかいです。
あとRDT232WM-ZのDVモードは文字スクロールが苦手でしたが、RDT235WXではかなり改善されてます。
その他に気になったのは、RDT235WXはベゼル部分がかなり細くなっているので、本来マルチディスプレイ向きなのですが、何分RX340が極太フレームのため、そのメリットを完全にスポイルしてますね(苦笑。
そして三菱の液晶ディスプレイの最大の弱点であった脆弱なスタンドは健在で、RDT232WM-Zのレコブロック式からRDT235WXではスチール製へと改善はされているものの、高さを変えるには背面のネジを外さないといけないので、一度固定したらもう動かさない前提で使うしか無いです。
そんな訳でサンワサプライのモニタスタンド「CR-27BK」を買ってみたのですが、無段階で高さ合わせが出来るようになってかなり利便性が良くなりました。
ちなみにI-O DATAから出たモデルもやはりスタンドの作りがおざなりなので、この点は是非改善してもらいたいところですね。