TSUKUMOパソコン本店でASUSのUSB-DAC「Essence III」の試聴イベントがあるとのことで行ってきました。
この「Essence III」というUSB-DACは20万円強という、PC関連機器メーカーが売り出しているモデルとしては異例の価格帯なので、一体どんな凄い音がするのか期待半分、疑念半分といったところでしたが、実際に聞いてみた感じだと「これに20万円出せるだろうか・・・?」というのが正直な感想です。
音自体は悪いどころか普通に良いという評価をあげられますが、最近はDSD対応の複合機でも10万円以内でかなり良い感じの製品が他社からも出ているため、やはりこの強気な値段がネックですねぇ。
オペアンプを自由に交換できるというのは非オーディオメーカーだからこそ可能なアドバンテージですが、それに+10万円はちょっと出せないなぁ・・・。
ちなみに今回のイベントの試聴環境はONKYOが協賛しているということもあって、アンプがA-7VLにスピーカーが「D-TK10」という、2つ合わせて20万円コースの機器が使用されていましたが、「D-TK10はギターの技術を応用しているのでアコースティックサウンドには向いているんですが、ちょっとこの曲は合わないんですよねぇ」と言いながら艦これのOP「海色(みいろ)」とマクロスフロンティアの「ライオン」を流していたのが印象的でした(苦笑。
実際、「海色」については『ぶっちゃけウチのシステムのがいいんじゃね?』と思いましたし。
あと興味深かったのが、e-ONKYOの売上の半数がアニソンで、しかも「ラブライブ!」がかなりの割合を占めているとのこと。
μ'sみたいに9人の声優が歌うような曲だと、音数的にCDよりもハイレゾの方が優位なので、そのあたりも影響してるみたいですね。