自宅のFTPサーバはノートPCにインストールした「Cerberus FTP Server」で賄っていましたが、I-O DATAのNAS「HDL2-A4.0」にもFTPサーバ機能が付いているのでそちらへ移行しようかと思ったところ、anonymousログインを無効化出来ないという重大な欠点があることが分かりました。
このanonymousというのは誰でも自由にログインできるアカウントで、クローズドな用途のFTPサーバでは解放することはあり得ないのですが、クローズド環境の代表と言っても過言ではない家庭用NASであるところのLANDISKでは、なぜかanonymousログインがデフォルトで有効になっています。
しかも困ったことに無効化設定がどこにも見当たらず、試しにanonymousユーザを作った上でFTP権限を剥奪してみましたが、それでも頑なにFTPアクセスを許してしまいます。
幸いanonymousログイン時は書き込み不可なので、ルートフォルダに何かファイルを置かない限りは空のディレクトリが見えるだけで実害も特にないですが、ログイン出来てしまうというのは気持ち悪いことこの上ないです。
そんな訳でLANDISKでFTPサーバを運用することは断念せざるを得ない訳ですが、一体何故このような仕様にしてしまったのか、理由を問い質したいところですねぇ・・・。