Llanoを使うならDual Graphicsを使わない手はないよなぁということで、APUとGPUでDual Graphicsを試してみました。
Radeon HD 6550Dを内蔵したAMD A8-3850とRadeon HD 6670との組み合わせなので、GPUの型番はRadeon HD 6690D2になるはず、と思ったのですが、デバイスマネージャー的には6550Dと6670が2つ並んでいる状態で、OS的には単なるCrossFireと見なされているのかもしれません。
ベンチマークを取ってみたところ、カスタムメイド3D体験版は6189から6188へとほぼ横ばいに推移。そしてタイムリープぶーとべんちは71FPSから92FPSへと大幅増となりました。
CrossFireはアプリケーション側で対応していないと意味が無いので、タイトルごとに効き具合が違うのは分かるのですが、カスタムメイドよりも古いアプリであるタイムリープの方が効果的というのは意外でしたね。
ちなみにGIGABYTE A75M-D2HでDual Graphicsを使うには、
- オンボードVGAを優先させる
- オンボードVGAのメモリ割り当てをAUTOではなく固定に(必須条件なのかはイマイチ自信なし)
- ビデオカードの方のVGA出力は使わない
- ドライバーは最新に
- 「AMD VISON Engine Control Center」のPerformanceタブで「AMD Radeon Dual Graphics」をEnableに
することで有効になりました。
マザーボードによってはBIOSでDual Graphicsの機能を有効にしないといけないらしいので、ここらへんはマニュアルと睨めっこする必要がありそうです。