中華製真空管アンプを買ってみた

手持ちのアンプだとKenwoodのトールボーイスピーカー「LS-V530-W」が良い感じに鳴ってくれないため、真空管アンプを買ってみました。
本当は上海問屋扱いの真空管アンプ「DN-SE84i」を狙っていたのですが中々入荷しないため、今回はSP01.JPで「EL34b+12AX7B」なる製品をチョイス。
お値段は29,800円とDN-SE84iより1万円ほどお安い価格で購入できましたが、これは当たりでしたね。
アンプにONKYOのA-7VLやLM3886搭載の中華アンプ「GUANZO」を使っていた時は音の軽さがどうも気になっていたのですが、「EL34b+12AX7B」だと全域に渡って音に厚みが出てきました。
特に低音がズンズン響く感じがするので、ようやくトールボーイスピーカーが本領を発揮した感じがします。
ただ絶対評価で考えた時にこれが「良い音」なのかと問われると微妙なところで、ぶっちゃけ普通な感じです(苦笑。
そこで今度はスピーカーをTANNOY Mercury FR Customに変更してみたところ、今度は一転「良い音」に大変身。
Mercury FR Customはフラットすぎて面白みがないというのがこれまでの私的な評価でしたが、「EL34b+12AX7B」の場合は中域から高域にかけて澄み渡った音色が心地よく、特に女性ボーカールの部分がとても気に入りました。
低域についてもほどほど出ているので、フラットという評価はそのままに絶妙な味付けが加わった感じで、いきなり我が家のメインシステムにのし上がった感じです。
ちなみに今回購入したSP01..JPはオーディオ部品+アウトドア関連グッズという全く接点の無い商材を扱っているちょっと怪しげなネットショップですが、中華アンプの取り扱いが豊富なので、コストパフォーマンス重視の方にお勧めだったりします。
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