真空管ヘッドフォンアンプ「上海問屋 DN-68351」を買ってみた

Shanling PH100というヘッドフォンアンプのヒューズがあまりに切れやすいため、こちらも逆ギレして新しいヘッドフォンアップを買ってしまいました。

新たに購入した「上海問屋 DN-68351」はRCA入力2つに3.5mmピンジャックが1、さらにはUSB入力も付いているので、ヘッドフォンアンプとしては入力端子がかなり多いです。

そしてヘッドフォン端子の他にRCA出力も付いているので、プリアンプとしても使えます。

この機種の一番の特徴は当然真空管内蔵という点にあると思いますが、出力インピーダンスを3段階で変化させられるというのもヘッドフォンごとに適切な設定に合わせる事が出来て何げに便利です。

あともう一つ面白いのが電源が外付けになっている点で、邪魔と言えば邪魔ですがノイズの発生源を分離させられるというのは十分メリットになると思います。

そして肝心の音質についてですが、これについては残念ながら肩すかしを食らった感じです。

今回はPC → M2TECH HiFace → Xiang Sheng DAC-01A → DN-68351というような経路で繋いでみましたが、DAC-01Aの内蔵ヘッドフォンアンプとの違いがほとんど分かりません・・・。

DAC-01Aの方が幾分音に艶が出ているようですが、ブラインドテストで聞き分ける自信は正直ないです。

ただここで誤解しないで頂きたいのは、決してDN-68351の音が悪いという訳で無く、個人的に一番のお気に入りであるDAC-01A(with ステップアップトランス)と同レベルということで十分納得のいく出来ではあるのですが、「別にDN-68351を買わなくても良かったんじゃね?」というのが残念なだけで(苦笑。

まぁDAC-01Aも真空管内蔵DACなので、その点でも音の傾向(変なクセの無いクッキリクリアー系)が似通ってしまうのも仕方ない事なのかもしれません。

ちなみにPH100のヒューズについては元々付いていた250V 0.8Aから250V 1Aへと制限を甘くしたところ安定して動作するようになったので、その点でもDN-68351を買った意味がとことん無くなってきています(汗。

※2012/03/11追記 内蔵USB-DACを使ったら大化けしました。

→楽天で購入

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