マイナビニュースのグリーン車Suicaに関する考察を読んでみた結果、どうも考察内容が明後日の方向を向いている気がするので、自分でも考察してみました。
まず、
座席に着席しているかどうかは、機械的に識別できるだろう。たとえば、座面の下にマイクロスイッチを仕込んでおけば、誰かが座っているかどうかの区別はできる
の下り。
これについてはそもそも座っているかどうかなんて調べる必要なんてなく、
- Aさんが持ってるSuicaを1番の座席でタッチすれば1番に座っていると判断
- その後2番の座席へ移動して再度タッチすれば1番をキャンセルして2番に座り直したと判断
するだけですよね?
さらにAさんのSuicaに「着席中」の情報を書き込めばそのSuicaグリーン券は使用済と判断できます。
続いて列車を乗り換えた場合について。
例えば川崎駅で東海道線に乗って戸塚駅で横須賀線に乗り変えるような場合、実は降りる前にSuicaグリーン券を再度センサーにタッチするというルールになってます。(何故か記事中では触れられてないのですが、もしかしてこの人、あんまりSuicaに詳しくないのか・・・?)
恐らくこのタイミングで手持ちのSuicaの着席中情報がキャンセルされ、その結果、乗り換え後も再びSuicaグリーン券が使えるという仕組みなのでしょう。
こうすれば列車間で乗車情報の送受信とか七面倒くさいことを考える必要もなく、非常にスマートです。
そんな訳で、Suicaのシステムは非常に高度なシステムで構築されているかもしれないが、その実、仕組みは単純なんじゃね?、というお話でした。