Windows95/98全盛期のMP3プレイヤーといったら、「Winampとその他大勢」という感じだったのですが、そんなWinampもついに開発終了と相成りました。
Winampは豊富なプラグインやSkinを備えたすばらしいソフトでしたが、我が家のファイルサーバを漁ってみると最後にダウンロードしたのは2004年のことで、それ以来Winampは使っていないことが分かります。
それというのもこの頃からWinampに取って代わるようなソフトが出始めたからですが、Winampの終焉を間近に控えた今、折角なので故人を偲びつつ私的にお勧めのプレイヤーソフトを紹介したいと思います。
1. SoundPlayer Lilith
現行バージョンはuLilithという名称になっていますが、私がWinampを捨てるきっかけになったソフトです。
Winamp本体の再生品質は大したこと無いため、逆に様々な高音質プラグインを生み出されるきっかけとなったのは皮肉な物ですが、Lilithは標準状態で十分高音質な上に、Winamp同様、多種多様なskinが公開されているので、Winampからの乗り換え先としては一番妥当なソフトだと思います。
あと開発者が日本人なので、言語パックを当てる必要がないのも大きなポイントかと。
2. AIMP3
海外のソフトですが、日本語化されているので、ダウンロードさえ出来れば敷居はそれ程高くないと思います。
このソフトも様々なskinが公開されていて、uLilithと双璧をなすソフトだと思います。
音質的にはやわらかめなuLilithに対してハードなAIMP3と、それぞれ好みが分かれる気がしますが、個人的にはAIMP3の方が好きですね。
3. JRiver Media Center
前述の2つがフリーソフトなのに対してJRiverは$49,98のシェアウェアなため、全ての人に気軽にお勧めできないのが難点ですが、オーディオファイルだけでなく、動画ファイルも高音質で再生可能だという点で、uLilithやAIMP3と大きく差別化されています。
加えて音質面でも両者の上を行っていると感じているので、気になった方は是非一度体験版をダウンロードしてみて欲しいソフトですね。
そんな訳で現時点でのマイ・ベスト・オーディオプレイヤーはJRiverということになりますが、残念なことに安定感はuLilithやAIMP3に及ばない感じなので、ウチのメインPCにはJRiverに加えてAIMP3も必ずインストールされています(汗。
せめて早送りボタンを押しただけで応答不能になるのは修正して欲しいところです・・・。