1万円以下で購入できる安価な無停電電源装置は常時商用給電&矩形波が普通なんですが、常時インバータ方式&正弦波のUPSが9,800円というのは安すぎるだろうということでサクッと1台お買い上げ。
ちなみに給電方式の違いをまとめるとこんな感じです。
- 常時商用給電方式
- 通常時はコンセントから入力した電流をそのまま出力
- 停電時はバッテリーから給電
- 常時インバータ給電方式
- 入力された交流を一旦直流へ変換し、その後再び交流へ変換して出力
- 停電時にバッテリーから給電するのは常時商用給電方式と変わらず
常時商用給電方式の場合、停電時にバッテリーへ切り替えるタイミングで瞬停が起きる可能性があるため、安心感で言ったら常時インバータ給電方式の方が断然上です。
そして常時インバータ給電方式は電圧が安定するという副次的効果もあるので、実はオーディオ関係にもメリットがあるのではないかと予想しています。
次に矩形波と正弦波の違いについてですが、コンセントから直接取り出した電流は波がなめらかな正弦波なのですが、矩形波はその名の通り電流の波がギザギザになっていて、特にActivePFC対応の電源と相性が悪いとのこと。
実際のところ、矩形波が原因で動かないということを経験した事がないのですが、UPSメーカーの中の人が言っているのですから多分そうなのでしょう。
そんな訳で常時インバータ給電方式&正弦波のUPSは個人的には垂涎の的だったのですが、それがまさか1万円以下で買えるとは非常にラッキーでした。
週末には届くと思うので、出来次第では追加発注も視野に入れたいですね。