Bluesky Frame Rate ConverterはMPC-HC等の動画再生ソフトでFluid Motion Videoを利用して動画をぬるぬる化してくれる素敵ソフトで、Radeon 5000番台以降、なぜかFluid Motion Videoが封印されてしまったためにメイン機ではVega64とかRadeon VIIを使い続けざるを得なかったのですが、知らないうちにBluesky Frame Rate ConverterがAMD Fluid Motion Frames(AFMF)にも対応していたようです。
元来ゲーム向けのフレーム補完機能であるAFMFが、β版ドライバで動画再生にも使えるよう改修が入ったという話は聞いていたのですが、昨年末に正式版が出たタイミングでBluesky Frame Rate ConverterもAFMF対応された模様。
あなたが神か。
そしてAFMFはRadeon RX6600XTとかのミドルレンジGPUでも利用可能なので、Radeon VIIよりも省電力でゲーミング性能と動画再生能力を両立することが可能とか、文句のつけようがないです(というか4年前のウルトラハイエンドRadeon VIIと去年のミドルレンジRX6600XTがほぼ同性能って、時の流れは残酷だ・・・)。
実際、AMD Softwareの「ゲーム」-「グラフィック」でAMD Fluid Motion Framesを有効化した状態でBluesky Frame Rate Converterを確認するとフレーム数が倍増していました。
ちなみにBluesky Frame Rate Converterの設定方法は添付のReadMe.txtを見れば大体分かると思いますが、1つだけハマったのは32bit版のMPC-HCでは動作しなかった点です。
エラー時のダンプメッセージを見るとamfrtdrv32とかいうAFMFの32bit版ライブラリっぽいところで落ちてるので、もしかして64bitならいけるのか?と思い64bit版のMPC-HCで試してみたところ無事再生可能となりました。
類似の事象を探してみたのですが見当たらず、おま環の可能性はありますが、まぁこんな事例もあるよということで参考になればと。