Radeon R9 Fury XのDisplayPort出力が怪しいのでQuadro P400を増設

正直、自分の使い方だとRadeon R9 Fury Xみたいな年代物のビデオカードでも性能的には特に困ってないのですが、唯一、DisplayPort出力だけが少々足を引っ張ている感があります。

カタログスペック的にはDisplayPort1.2対応なので、3440×1440の解像度でも100Hz出力可能なはずなんですが、ASUS ROG Strix XG35VQに繋ぐと60Hzが上限となってしまうため、どうしたものかと対策案を検討した結果、ビデオカードを増設してみることに。

メインのGPU処理はRadeon R9 Fury Xに任せて、増設側はDisplayPortが使えさえすればいいやということで、中古のQuadro P400をコンピューターのおっと サーバ店でお買い上げ。お値段6,600円也。

難点は端子がMini DisplayPortになっている点と、PCIex16スロットを1本余分に占有する点ですが、前者は変換ケーブルが1本付いてきたので差し当たっては良いとして、問題は後者ですね。

MicroATXマザーで使う場合はビデオカードだけでPCIex16スロットを2つ占有してしまい、10Gb LANカードが使えなくなってしまうというのが地味に困りどころです。

昔はx16スロットが2本にx4スロットが1本というMicroATXマザーをちらほら見かけたのですが、最近はx4スロットをさっぱり見かけなくなり、こうなると正攻法としては10Gb LANを諦めるかATXマザーへ乗せ換えるということになりそうです。

一応、x16スロットをx1スロットへ変換する下駄「StarTech.com PEX1TO162」も試してみたのですが、流石にPCIex1の帯域で3K解像度の画面出力は荷が重いようで、動きがあからさまにおかしいので断念。

もっともこの下駄を使う場合、ロープロファイルブラケットにしないといけないのですが、通常のブラケットとロープロファイルのブラケットだと穴の位置が異なることが発覚したため、どちらにしろ常用には向かなかったですが。
っていうか、なんでわざわざ穴の位置変えてるんだろう・・・?

まぁそんなこんなで今のところはおとなしく10Gb LANは諦めてMSI MPG Z490M GAMING EDGE WIFIで運用中ですが、2.5Gb LANに我慢ならなくなったらATXマザーへ乗せ換えですかね?

ちなみにビデオカードを2枚差しした場合、どちらのGPUを使うか指定しないと間違って性能が低い方が常用される可能性もあるので、設定確認は必須かと。

この状態で「コイカツ」をプレイしてみるとFury XのGPU使用率が50%くらいに跳ね上がるので、ちゃんと効いているっぽいです。

そして我が家で唯一GPUを酷使しているアプリと言っても過言ではない「コイカツ」でも50%しか使っていないということは、これ以上高性能なビデオカード買ってもあまり意味がないということですね・・・。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク