QNAP TS-673導入により手持ちのHDD在庫が心許なくなってきたため、HUS728T8TALE6L4@16,800円×2をバッファローダイレクトでお買い上げしたのですが、送料を薄めるために合わせ買いしたASRock Z590 PG Velocita@18,800円を使わないとなぁ、という訳でPCを組み直すことに。
今更Z590マザーかよという気もしますが、ASRock Z590 PG Velocitaは「Killer DoubleShot Pro」なるネットワーク高速化技術が搭載されており、10Gb LANカードなしでも2.5Gbの壁を越えられるとか素敵じゃないかというのが今回導入した理由となります。
ちなみに用意したパーツはこんな感じ。
- CPU: Core i9-10900
- マザー: ASRock Z590 PG Velocita
- メモリ: G.Skill F4-3200C16-8GTZRX DDR4-3200 8GBx2
- CPUクーラー: Thermalright SilverArrow IB-E
- VGA: ASUS ROG-STRIX-RXVEGA64-O8G-GAMING
- SSD1: Samsung MZPJB480HMGC-0BW07 983 Zet 480GB
- SSD2: Intel SSDPEDMW400G4 750 Series 400GB
- ケース: SAMA JAX-03W 黒鴉
- 電源: STALLION REX-650ASH 80PLUS Silver 650W
そして「Killer DoubleShot Pro」は2.5Gbの有線LANと2.4Gbの無線LANの両方を使って4.9Gbpsという転送速度を実現する技術なので、WiFiのセッティング後にKiller Control CenterでDoubleShot Proを有効化し、対QNAP TS-673でベンチマークをとってみた結果がこちら。
これは、効いているのか・・・?
比較のためDoubleShot Proを無効化した結果がこちら。
うーん、効いている感が全くない(汗。
で、色々調べてみた結果、このDoubleShot Proなる技術は所謂チーミングみたいなもので、単一の通信が速くなるのではなく、複数の通信が重なっても遅くならない、ということみたいで、SMBマルチチャネルのようなものをイメージしていたのですが、これは図が悪いですね・・・。
ちなみにZ590 PG Velocitaにはネットワーク周りでもう1つ「CPU ダイレクトソース LAN」なる特殊機能があって、こちらは微妙に効果がありそうです。
仕組みとしては内蔵LANをチップセット側ではなくCPU側のPCI Expressに直結することで低レイテンシーを実現するというもので、CPUダイレクトソースLANをONにすると確かにランダムアクセスが微妙に速くなるようです。
まぁ誤差の範囲の気もしなくはないですが、狙いとしては面白いので、(体感できるかどうかは置いておいて)有効化するのが良さそうです。