メインのスマホをOPPO R15 ProからBlack Shark2へ切り替えたので、OPPO R15 Proのおサイフケータイを初期化しようとしたんですが、どうにも初期化が出来ずに詰んでしまいました。
おサイフケータイのデータはアプリをアンインストールしても裏では残っているため、アンインストール前にデータを初期化する必要があるのですが、この初期化手順がイケてなく、
- SuicaやEdyはデータ移行ないしは解約
- ヨドバシゴールドカードはアプリの中からおサイフケータイを無効化
- ローソンPontaはかざすフォルダの中からデータを削除
と、アプリによってバラバラというカオス具合はまぁこの際大目に見るとして、おサイフケータイアプリのマイサービス一覧には何も残っていないにも関わらず、メモリ使用状況(「サポート・規約」画面の中というイマイチな場所からしか見えないのがこれまた微妙ですが・・・)を確認すると、共通領域ブロックにデータが残ったままとなってます。
残ったデータを何とか特定しようと、懐かしのRaSoRi(ICカードリーダー)を引っ張り出してきて、「FeliCaのデータを読み出す(FeliCa Raw Viewer)for Windows」という非常に分かりやすいソフトで中身を表示してみたところ、気になるデータを発見。
System code欄を見ると、
- FE00
- 0003
- FE0F
の3パターンがあり、上から順に
- フェリカネットワークス
- 鉄道系
- au
を表しているようなのですが、特に怪しいのは最後のauです。
OPPO R15 Proには確かに通話用にauのSIMカードを、データ通信用にLinksMateないしはY!mobileないしはMineo(Softbank回線)のSIMカードを刺して使っていたのですが、どうもauのSIMは通話用であるにも関わらず、おサイフケータイ領域に何かを書き込んでいる様子。
これがdocomoやSoftbankだったらどうなるのかは再現する手段がないので何とも言えないのですが、少なくともauのお行儀悪いことは確定なので、おサイフケータイ対応のSIMフリー端末ではau回線は使わない方が無難かと思います。
ちなみに、アプリによってはSIMカードと紐づけられていることがあるため、おサイフケータイを初期化する際はSIMカードを刺したままにせよ、とよく言われるのですが、私のようにSIMカードを色々使い回している場合、アプリとSIMカードの紐づけがズタズタだと思うので、おサイフケータイのデータ領域にゴミが残るのは回避不能なのかもしれません・・・。