TMPGEnc Video Mastering Works 6でH.265/HEVCをベンチマーク

長らくエンコード用に使っていたCore i7-970マシンが起動不能になってしまったため、一式ゴソっと刷新してみました。

  • CPU: Core i7-6700
  • マザーボード: ASRock Fatal1ty H170 Performance/Hyper
  • VGA: ELSA GeForce GTX 780 HYBRID
  • メモリ: Samsung純正 DDR4-2400 4GB✕2枚
  • SSD: Crucial RealSSD C300 128GB
  • HDD: Seagate ST3500630NS 500GB
  • 光学ドライブ: LG BH12NS38 BDスーパーマルチドライブ
  • ケース: JMAX JX- FA300B
  • 電源: SilverStone SST-ST60F-P 80PLUS Bronze 600W

エンコードソフトもTMPGEnc Video Mastering Works 5から6へバージョンがアップしたので、まずはH.265/HEVC&高精度映像ノイズ除去フィルタで小手調べ。

はるるみなもに!オープニングムービー(長さ2:23)を平均2.5Mbpsでエンコードしてみた結果がこちら。

高精度映像ノイズ除去(ディテール保存重視・時間軸方向有効)
パフォーマンス なし 普通 広い(低速) 狭い(高速)
普通 1:28 7:31 11:52 4:14
とても遅い 20:38 20:57 21:42 20:36
普通(CUDA無効) 1:33 10:36
とても遅い(CUDA無効) 20:17 28:30

エンコードを「とても遅い」設定にしたらマジ遅くてびっくり(苦笑。フィルタ処理抜きの状態で1分半が20分半に伸びるって、これは流石に常用するのがキツイですね・・・。

そして「普通」の時は高精度映像ノイズ除去フィルタの強度でそれなりに速度差が出ていたのに、「とても遅い」だとほとんど差が無いというのは、H.265/HEVCのエンコードが重すぎてフィルタ処理が遊んでしまっている様子。

ちなみにCUDAを無効にしたパターンも試してみましたが、こちらは順当に(?)遅くなっているので、フィルタ処理にかかるパワーをエンコードに充てられるという点で、CUDAにはそれなりに価値がありそうな予感です。

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