何か世の中的には普通のパソコンにインストールするだけでタッチパネル対応すると思われているらしいWindows8ですが、流石にそれはないことは分かっているのでタッチパネル内蔵機へインストールしてみました。
ターゲットに選んだのはShuttleのX50というAtom330搭載の一体型PCで、既にWindows7をインストール済の状態からアップグレードパッケージを使ってDVDブート&クリーンインストールしてみました。
聞いた話によるとアップグレードパッケージを使ってインストールすると旧OSのライセンスキーを入力しないといけないとのことでしたが、特にそんなこともなくインストールは完了。
うーん、これってインストールされているWindows7のライセンス情報を勝手に読み込んで認証したということなんでしょうか・・・?
うーん、謎だ。
ここら辺の挙動については余っているVistaのライセンスを使って別のPCで再試験をするとして、まずは初Windows8の感想ですが、これは駄目でしょう(苦笑。
まず、一番の売りであるはずタッチパネルが全く使い物になりません。
初期状態だとタッチしても明後日の方向が反応する状態で、Windows8の設定画面から調整しようにも全く効果なしで、製造元のeGalax TouchにもWindows8のドライバが無いという始末。
かろうじてWindows7のドライバで調整出来るようになりましたが、それでもスワイプが反応しないので、マウスがないとメニュー表示すら出来ない状態で、タッチパネルの意味が全くないという・・・・。
うーん、どうやらマルチタッチに対応したタッチパネルでないとWindows8では意味をなさないみたいですねぇ。
という訳で早速化けの皮の剥がれたWindows8ですが、「Windows7よりも高速」という売り文句だけは確かなようで、Windows7だと動作の節々でチョイ重いと感じていた部分がかなり軽快になっています。
この点については流石最新OSと褒めて上げたいところですが、スタートメニューがなくなったという点がやはり大きな減点ポイントです。
使い始めてまだ数十分ですが、スタートメニューを出すつもりが誤ってIEを何度立ち上げたことか(爆。
やはりスタートメニューを捨てるには人類はまだ早すぎる気がします・・・。