ディスクトップPCとノートPCを併用していると、ネットワーク越しのファイルコピーで体感できる程度には速度差を感じます。
我が家はディスクトップPC=NAS間は10Gigabitの有線LANで整備されているので、Wi-Fiより速いのは当然なのですが、もう少しマシにならないかとLG Gram 17(2020)からLG Gram 17(2024)へ買い替えてみました。
ちなみに新旧スペックを比較するとはこんな感じ。
LG Gram 17(現) 17Z90N-R AAC8U1 |
LG Gram17(新) 17Z90SP-MA78J |
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CPU | Intel Core i7-1065G7 | Core Ultra 7 155H |
メモリ | DDR4 3200MHz 16GB | LPDDR5X 7467MHz 16GB |
ストレージ | 512GB SSD | 1TB SSD |
ネットワーク | Intel Wi-Fi 6 AX201 | Intel Wi-Fi 6E AX211 |
ディスプレイ | 17インチ WQXGA(2560 x 1600) 60Hz |
17インチ WQXGA(2560 x 1600) 144Hz |
キーボード | 英語配列(バックライト付) | 英語配列(バックライト付) |
生体認証 | 指紋認証 | 顔認証 |
サイズ | 38.1 x 26.2 x 1.8cm | 38 ×26.5 × 1.3cm |
重量 | 1.35kg | 1.3kg |
パッと見の差分はストレージが増量されたのとリフレッシュレートが地味に向上している点くらいなのでわざわざ買い替えるほどか?と言われると微妙なところですが、まぁCPUの世代は新しくなるし、英語配列キーボードを搭載したノートPCは中々お目にかかれないし、中古とはいえ送料込みで12万円切りは安いということでパソコン工房の通販サイトでお買い上げと相成りました。
で、肝心のネットワーク性能を比較すべく、CrystalDiskMarkでNASへの読み書きを比較した結果がこちら。
■LG Gram 17(現)
■LG Gram 17(新)
Wi-Fi6からWi-Fi6Eに変わったからと言って性能的には大差なく、今回のPC更新は少々期待外れといった感じでしょうか・・・。
ちなみに我が家のPCでLG Gramだけなぜかfoltia ANIME LOCKERに繋がらない事象が解決したので、全く無駄だったという訳ではなさそうです。
という訳で本来の目的であるPC=NAS間のファイルコピーの高速化については期待外れな結果となってしまいましたが、何気に試してみたUSB LANアダプタで驚きの効果が。
■1Gigabit USB LANアダプタ
シーケンシャル性能が半減した一方でランダム性能は大幅に向上していることから、日ごろ滅多にやらないGbyteクラスのファイルコピーは遅くなるかもだけど、常用するKbyteクラスのコピーは爆速確定なので、もうこれでいいんじゃないかという気がしてきました。
規格上はWi-Fi6Eだと9.6Gbps、Gigabit LANだとその名の通り1Gbpsが上限なので、理論値ではざっと10倍違うのですが、実効性能を見るとランダムアクセスが桁違いなので、よく言われる「Wi-FiだとPING値が~」の他にも有線LANにはメリットがある、というのが今回得られた知見でしょうか。