買って後悔、11インチiPad Pro

Appleのサイトで初代11インチiPad Pro Wi-Fi 64GBの整備済製品を見つけたので試しに買ってみたのですが、過去最低のiPadに出会った気分です。

整備済製品って言うなれば中古品なので、多少の傷は覚悟の上での購入でしたが、そちらについては全く気にならず、それよりも問題なのは11インチ版iPad Proの構造的欠陥です。

10.5インチから11インチへとディスプレイサイズが大きくなった影響か、これまでのTouch ID(指紋認証)を止めて本体サイズを維持しつつFace ID(顔認証)へと変更になっていますが、インカメラが本体を横持ちした時に丁度手で隠れる位置に設置されているため、認証が発生する度に『カメラが覆われています』とiPad Proに文句を言われる始末。

私的には『カメラが覆われています』と逆切れするのではなく『手で覆われてるような場所にカメラを設置してしまい申し訳ございません』と謝るのが筋だと思うのですが、こんなすぐ気づきそうなことを平気でやらかすあたり、Appleの中の人はiPadを縦持ち以外で使っていないんでしょうか・・・?

という訳で11インチiPad Proは早々に放り出して、じゃんぱらで第4世代iPad Airの未使用を買う羽目に。

第4世代iPad AirはディスプレイサイズはiPad Proとほぼ同等の10.9インチを確保している上に、電源ボタンにTouch IDを内蔵しているため、iPad Proで発生していたFace IDの問題も発生せず、快適そのものです。

技術的にはディスプレイサイズを確保しつつTouch IDも使えるようにすることが実現できている以上、iPad Proも電源ボタンにTouch IDを内蔵すればいいのにと思わずにはいられないのですが、「使い方は我々が決めるのでユーザに口は出させない」というジャイアン思想を地で行っているAppleのことなので、ちょっと期待薄かな・・・?

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