何かDeskMini A300でDDR4-2933のメモリが起動しないという話を耳にして、「万が一のためにSO-DIMMのDDR4-2666メモリを買っておいた方がいいのだろうか?」と迷いつつ、ツクモパソコン本店で予約していたDiskMini A300とオプションのUSB2.0ケーブルだけ購入してきた訳ですが、先に購入していたPATRIOTのDDR4 SO-DIMM 2800MHz 8GB×2で何事も無くブートしてくれて取り敢えず一安心です。
で、UEFIの画面を見て驚いたのがデフォルトでXMPが有効になっている点。
通常、初期状態ではXMPは無効化されていて、もしXMPの設定が合わなかったり、手動設定でミスったりして起動不能になっても、CMOSクリアすれば元通り、というものだ思うのですが、DeskMini A300はXMPがデフォルトで有効化されている(というかAuto以外にDisableという選択肢が用意されていない)せいで高クロックメモリで起動できないものが出てきてしまう、ということのようです。
流石にこの仕様はどうかと思うので、今後のUEFIのアップデートで修正されることを期待したいところです。
ちなみに今回組んだパーツ構成はこんな感じ。
- CPU:Ryzen 5 2400G
- メモリ:PATRIOT Viper4 DDR4-2800 8GB×2
- M.2:Samsung SM951 MZVPV256HDGL M.2 NVMe SSD 256GB
- SATA:CFD CSSD-SM30NJ
今時30GBのSATAのSSDを付ける意味は全くないのですが、DeskMini A300付属の特殊形状のSATAケーブルを使ってみたかったというだけなので、本当に大した意味はないです(苦笑。
組み立て自体は至極簡単、とは実はいかず、増設したUSBケーブルがとにかく邪魔で、上手くCPUファンの横へ逃がしてケースを閉めるのに総組立時間の1/4くらい取らた印象です(汗。
あと気になったのは本体から高周波ノイズが出る点で、もしかすると外れ個体を引いたのかもしれませんが、机の上に置くにはちょっと厳しいかな?、といった感じです。
それを除けばATX電源ほどの大きさで極めて実用的な速度のPCが手に入るというのは驚くばかりで、ヘビーにGPU使わない人なら何も考えずにA300とRyzen 5 2400G買っておけばいいんじゃね?、と思ってしまいます。