と思っていましたが、そうとも言い切れなくなってきました。
32bit版のFirefoxをそのまま64bit対応させたWaterfoxに対して、Pale MoonはWindows向けにチューニングを施しているので、こと起動速度についてはPale Moonの方が速いです。
あとWaterfoxにはバージョンアップ通知機能が付いておらず、その辺りも加味して私はPale Moonを好んで使っていたのですが、うっかり日本語言語パックをアンインストールする前にPale Moonをバージョンアップしたため、起動不能になってしまいました(汗。
まぁアドオンの互換性確認を無効にしたまま使っていた私にも非がありますが、アドオンを無効化するためにShiftキーを押しながらPale Moonを起動しても、アドオンメニューが立ち上がらないためにアンインストールすら出来ないというのはどうなんでしょうね・・・?
しかもPale Moon自体を再インストールしてもやはりアドオンメニューが出てこないので、こうなるともうOSから入れなおさないとダメっぽいです。
そんな訳で一時しのぎのつもりで32bit版のFirefoxをインストールした訳ですが、ビックリするほど軽快に起動したものですからビックリしてしまいました。
バージョン19では起動が高速化されるという話は聞いていましたが、まさかこれ程とは・・・。
恐らくWaterfoxも19ベースになると同じく高速化されるはずなので、こうなるとPale Moonを使い続ける意味が薄くなってきます。
そんな訳で今後はWaterfoxの方がオススメ、と書こうとした所であることに気づきました。
そもそも互換ブラウザ共通の欠点として、本家の変更点が反映されるまでにタイムラグが出てしまう点が挙げられますが、個人的に一番気になっていた起動の遅さがFirefox 19で解消されたのならば、敢えて互換ブラウザを使わなくても良いのではないかと。
ブラウザの場合、セキュリティパッチを素早く取り込むことは非常に重要ですが、その点でも互換ブラウザはどうしても後手に回りがちですからねぇ・・・。