Firefox 66で多段タブが使えなくなった際は userChrome.css の書き換えで回避できたのですが、71にバージョンアップしたらまた使えなくなってしまいました・・・。
残念ながら今回は userChrome.css の修正だけで復旧する方法が見つからなかったため、userChrome.js で対応することに。
手順としては、
- 多段タブ.zip の最新版をダウンロード
- Firefoxのインストールディレクトリを開く
※64bit版を普通にインストールしたなら C:\Program Files\Mozilla Firefox\ のはず - 多段タブ.zipを解凍し、中に入っている「userChrome.js用スクリプトを利用する方法」ディレクトリから config.js と defaultsディレクトリを丸ごと取り出して、Firefoxのインストール先へコピー
- Firefoxのヘルプメニューから「トラブルシューティング情報」を開き、さらにプロファイルフォルダーを開く
- もしChromeディレクトリが存在していないなら作る
- 「userChrome.js用スクリプトを利用する方法」フォルダから userChrome.css と userChrome.js を取り出してchromeフォルダへコピー(もし既にファイルが存在している場合はバックアップ推奨)
- さらに「02 多段タブ 段数指定(デフォルト5段)+ドラッグでタブ移動」フォルダにあるMultiRowTabLiteforFx.uc.js もchromeフォルダへコピー(お好みで他のフォルダのMultiRowTabLiteforFx.uc.jsを使うでも勿論OK)
- Firefox再起動
という感じで、少々手間ではありますが無事多段タブが復活してくれました。
外部のjsファイルを入れるのは抵抗があるのでこれまでcssだけで対応可能な手段を取っていたのですが、ここに至っては止む無しという感じです。
しかしこう頻繁に仕様を変えるのであれば、多段タブくらい標準機能に盛り込んでもらわないと困りますね・・・。