2560×1440ドット(16:9)、6.4インチ液晶を搭載した「これぞファブレット」というべきLenovo Phab 2 Proの中古品がじゃんぱらで21,800円まで値下がりしていたので買ってみました。
Phab 2 Proの一番のウリはGoogleのAR技術「Tango」に世界で初めて対応した、ということになっていますが、世界で二番目に対応したZenfone ARを最後にTangoのサポートが終了してしまったため、今となっては盲腸的存在になってしまいました・・・。
ただ、「高解像度・大画面液晶こそ正義」と信じてやまない私としてはぶっちゃけTangoとかどうでもよくて、ファブレットとして使い物になるかが重要だったのですが、実際使ってみて、残念ながらファブレットしてもイマイチということが分かりました。
イマイチその1:本体が重すぎる
重いという話は以前耳にして知ってはいたのですが、聞くのと手にするのとは大違いで、こりゃ携帯するものじゃないですね(苦笑。
カタログスペックで259gという重量は、よくよく考えるとロングの缶コーヒーと同義なので、Xiaomi Mi MAXの203gとまではいかないにしても、もう少し軽量化を図ってもらいたいところです。
イマイチその2:メニューボタンがない
機種によっては履歴ボタンの長押しでメニューが表示されるものもありますが、Phab 2 Proには実装されていません・・・。
そのためメニューを開くことができずに使用を諦めたアプリもあるので、ここはOSのバージョンアップに期待、したいところなのですが、現行の最新版であるAndroid6からのアップデートは提供しないという公式発表があったので、これについては打つ手なしです。
イマイチその3:充電端子がmicroUSB
Phab 2 Proが登場した2016年末頃は、microUSBからUSB Type-Cへの切り替えの過渡期なので、タイミングが丁度悪かったという見方も出来ますが、表裏を気にする必要のないUSB Type-Cの便利さは一度使うと手放せなくなるので、ここは頑張ってType-C端子を導入してもらいたかったところです。
そんな訳でPhab 2 Proは希少な6インチ超ファブレットではありますが、残念ながらメイン機としてはちょっと使い勝手の面で難ありですね・・・。