SSDキャッシュが24GBあっても所詮はHDD機ということか、ZENBOOK Prime UX32VDを使っているとちょくちょく引っかかりを感じるので、SSD化してみました。
まずはHDDイメージをSSDへコピーせねばならないので、USB-SATA変換アダプタ経由でSSDを接続し、「EaseUS Todo Backup Free(公式/窓の杜)」を使ってクローン化することに。
ZENBOOKのディスクイメージは特殊でソフトによってはコピーできないという話だったので今回は動作実績のある「EaseUS Todo Backup Free」を使いましたが、残り時間が増えたり減ったりと非常に不安定でやきもきしながら見守ること約1時間、無事コピーが完了しました。
続いて実際に換装する訳ですが、こちらは然程難しいところもなく、T5のトスクスドライバさえあれば
- 裏蓋のネジを外す
- ヒンジ近辺の両面テープに気をつけながら裏蓋を外す
- 給電ケーブルに気をつけながらバッテリーを外す
- HDDマウンタを外す
だけでOKでした。
まぁ普段PCとか組み立てない人だとおっかなびっくりかもしれませんが、昔やった工人舎のタブレットPCの解体だと「液晶を90°だけ回転させながらヒンジ部分のネジを取り外す」とかハイレベルな技の連続だったので、あれと比べれば非常に簡単な部類に入ると思います。
で、SSD化の効果の程ですが、これはもう非常に大きいと断言できます。
今回使用したのはCORSAIRの240GB SSD「CSSD-N240GBGTX-BK」でしたが、あれだけあった引っかかりが全く感じられなくなったということは、SSDキャッシュとか全く意味が無かったということですかね?(苦笑。
まぁ容量重視という場合、500GBクラスのSSDはまだまだ高価なのでHDD+SSDキャッシュというのも選択肢の一つだとは思いますが、予算さえ許すならばSSD化は非常にお勧めです。
ちなみに折角裏蓋を開けるのだからということでメモリも2GBのモジュールを取り外して代わりにTeamのDDR3-1600 8GBモジュール「TSD38192M1600C11-E」を挿してみましたが、こちらはあまり効果が無かったようです。
エクスペリエンスインデックス的には
- メモリ: 5.9→7.2
- ハードディスク: 5.9→8.1
とそれなりにパワーアップしているのですが、メモリの使用量的はこれまでと変わらず3GBチョイしか使われていないので、こちらはちょっとオーバースペックだったみたいです。