我が家の家庭内ネットワークはギガビットイーサ化されているものの、どうもネットワーク帯域を有効活用していない気がします。
そこで200MB/sオーバーを叩き出すSSDをファイルサーバに載せる必然性があるのかどうか試してみました。
テスト対象はCore i5-540Mを搭載したHPのProBook 6550b/CTで、元々入っていたドライブ類は全交換した結果、以下の構成となっています。
- システムドライブ: ハイブリッドHDD「Seagete ST95005620AS」
- セカンドドライブ: SSD「Mach Xtreme Technology MXSSD2MDS-200G」
- 外付けドライブ: RAID5 eSATA HDD「BUFFALO HD- QS2.0TSU2/R5」
サーバとなるノートPCのOSはWindows7 Pro x64ですが、これに対してCore i7-860搭載のクライアントPC(OSは同一)からCrystalDiskMarkを実施してみました。
■対ST95005620AS
■対MXSSD2MDS-200G
■HD- QS2.0TSU2/R5
ほほぅ、こうしてみるとSSDが頭3つ分くらい抜け出していますねぇ・・・。
ギガビットイーサの実用上の最大転送速度は100MB/s近辺なので、かなりいい線までいっているようです。
一方HD- QS2.0TSU2/R5については、以前測定した際は80MB/s弱くらいは出ていたので、それを考えると少々物足りない結果ですが、同じく90MB/s程度の性能であるST95005620ASと比較すると、大体ローカル転送の半分くらいというのが目安になるのかもしれません。
まぁバイト単価を考えるとSSDでファイルサーバの全てを賄うのは中々厳しいところがありますが、よく使うファイルだけでもSSDに置いておくというのは悪くない選択だと思います。