Ryzen Threadripper 2950Xをなるべく小型のケースに突っ込みたいという比較的どうでもいい理由でチョイスしたCooler MasterのATXケース「MasterBox Q500L」ですが、これ、恐ろしく自由度が高いですね・・・。
- 縦置き/横置きに両対応
- 電源スイッチの位置を変更可能
というのはメーカーでも公式に謳っていますが、
- 「Cooler Master」のロゴの位置も変更可能
- 足の位置も変更可能
という感じで、サイドパネルと背面以外すべてパンチ穴が開いているという構造のおかげで、背面にロゴを付けて前面に足を付けるという謎な構成も可能です。
まぁ実用上、これをやる意味は流石にないのでやっている人も皆無だと思いますが、足を上部につけてロゴを上下反転させるとアクリルパネルが向かって右向きになる倒立配置に出来るのはメリット多いと思います。
世の中のケース的には左サイドパネルがガラス(ないしはアクリル)パネルになっているものが大半で、右サイドパネルのケースを探すのは結構大変なのですが、左右を自由に入れ替えられるというのは非常に助かります。
さらには倒立配置でMicroATXマザーを使うと、ケース上部に簡易水冷を配置することが可能となり、エアフロー的にも文句なしの構成になります(ATXマザーだと拡張スロットが支障して簡易水冷不可)。
試しに
- CPU:Ryzen Threadripper 2950X
- マザーボード:ASRock X399M Taichi
- メモリ:CFD Ballistix DDR4-3000 4GB×4
- VGA:Sapphire Radeon R9 Fury X
- CPUクーラー:サイズ APSALUS G6
- LANカード:ASUS XG-C100C
- M.2カード:ASUS HYPER M.2 X16 GEN 4 Card
- SSD:PHISON PS5012-E12 512G×3+PHISON PS5012-E12S 512G×1
- 電源:SilverStone SST-ST75F-GS 750W
- ケース:Cooler Master MasterBox Q500L
で組んでみたところ、あまりのハマりの良さに驚愕を覚えるレベルでした。
ビデオカードのRADEONロゴは流石に回転させられませんが、こればもう倒立ケースの運命なのでまぁやむなしかと。
あとはCPUもVGAも簡易水冷のためホースが思いっきり邪魔ですが、これも簡易水冷を使う以上避けられないので甘受するしかないですね・・・。