TMPGEnc Video Mastering Works 6における最適なGPUを探る

TMPGEnc Video Mastering Works6の高精度映像ノイズ除去フィルタがCUDA支援を使っても結構足を引っ張っていることが分かったので、GPUをGeForce 780から980へパワーアップして再チャレンジしてみることに。

基本構成は前回と同様で、ビデオカードだけ変更してみた結果がこちら。

ELSA GeForce GTX 780 HYBRID(再掲)
高精度映像ノイズ除去(ディテール保存重視・時間軸方向有効)
パフォーマンス 普通 広い(低速) 狭い(高速)
普通 7:31 11:52 4:14
とても遅い 20:57 21:42 20:36

玄人志向 GF-GTX980-E4GB/SOC
高精度映像ノイズ除去(ディテール保存重視・時間軸方向有効)
パフォーマンス 普通 広い(低速) 狭い(高速)
普通 5:36 8:36 3:18
とても遅い 20:41 21:02 20:32


H.265/HEVCの設定を「とても遅い」にするととても遅くなるのは相変わらずですが、「普通」にすればそれなりにGPU変更の効果が現れるみたいです、って言うか、「とても遅い」場合はGPUをパワーアップしても誤差程度しか改善されないとか、どんだけ遅いんだ・・・。

以上の結果より、普通に使う分にはGPUの性能が上がれば上がった分だけフィルタ処理は早くなるが、「とても遅い」設定にするならGPUは何でも良さげ、という感じでしょうか?

ちなみに敢えて性能を下げたらどうなるかGeForce950で試してみた結果、CUDA支援が無効になったので、最低限、GeForce 960以上は積んでいないと駄目みたいです。

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