KB3125574ロールアップ(通称Windows 7 SP2)インストール時の勘所


Windows7がプリインストールされているノートPCを再セットアップしようとしたら色々ハマったのでメモ。


「KB3125574ロールアップ」とは?

Windows7 SP1が出てから何だかんだでもう丸5年が経過していることもあり、OSインストール直後に当てる必要のあるセキュリティパッチは数百個という、中々ハードな状況に陥っています。

この積もりに積もったパッチを一気に適用できる「KB3125574ロールアップ」というアップデートプログラムが出ているので、今回初めて試してみたのですが、@ITの記事通りにインストールすればOK、という訳にはいかず、結構苦労しました・・・。

問題点その1. 「KB3020369」のインストールが始まらない

累積アップデートプログラムを入れる前に別のアップデートプログラムを入れないといけないというのは少々納得が行かないところですが、必要だということでインストールしようとしたら、「このコンピューター上の更新プログラムを検索しています」のダイアログが出て以降、一向に処理が進まない・・・。

似たような症状はないか探してみたところ、インストーラ形式のパッチなのに時間がかかるという場合はネットワークから隔離すれば良いという情報を得て、試しに無線LANをOFFにしてみたところすんなりインストール完了。

どうもコンピュータ上ではなく世界の果てまで更新プログラムを探しに行っていたようです・・・。

問題点その2. Microsoft Updateカタログが開かない

「KB3125574ロールアップ」はMicrosoft Updateカタログからしかダウンロードできず、かつIE11でないとアクセス出来ないという残念仕様のため、仕方なくIE11を使って落とそうとしたのですが、「アドオンは実行できませんでした」のダイアログが出るだけで何も出来ず。

どうもActiveXがうまくインストールされていないっぽいということで、IE11を管理者権限で起動したところ、無事Microsoft Updateカタログの画面とご対面、と相成りました。

問題点その3. それでもやっぱりWindows Updateが早くなった気がしない(汗

・・・・・・えー、折角の累積アップデートですが、KB3125574が出た以降のセキュリティパッチは結局Windows Update経由で入手することになるので、それなりに時間がかかります。

ええ、一晩ほど(汗。

まぁ、KB3125574をインストールしてなかったら一晩で終わらなかったかもしれないので、無駄ではないと信じたいところですが、もう少しなんとかしてもらいたいところです。

ちなみにメモリの少ないPCほどWindows Updateに時間がかかるとのことなので、いっその事メモリを8GBくらい積んでしまえば問題ないらしいのですが、今回インストールしたWindows7は32bit版なので、物理の力(メモリ増設)で解決するという手は使えないのが残念です。

そしてもっと残念なのが、「KB3177467 → KB3125574 → KB3172605 → KB3185278 → IE11 → .NET Framework4.6の順にインストールすると更新の確認が10分前後で終わる」という情報を見つけたのがつい先程という点。

・・・・・次の機会があったら試してみます。

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