我が家にGUSTARD DAC-X20が届いたのはかれこれ一週間ほど前のことですが、ここ最近はU-511堀りに全精力を傾けていたため、艦これのイベントが終わってようやく一息ついたところでレビューおば。ちなみに燃料残167まで粘ったけど結局ドロップせず・・・(悲
これまで我が家のメインは
- USB-DDC: GUSTARD U12
- DAC: EL SOUND EDAC-2 SPECIAL
- ヘッドホンアンプ: Intercity MBA-1
でしたが、ひょんなことからGlasstone HPA-30Wが安価(と言っても15万↑ですが。。。)に手に入り、DACを変えればもう少し上が狙えるのではないかということでGUSTARD DAC-X20に手を出してみたというのが前回までのあらすじ。
そして手持ちのヘッドホンを取っ替え引っ替え試聴してみて分かったのは、MBA-1からHPA-30Wへ変えた結果、ヘッドホンアンプの性能が上がりすぎてDAC-X20レベルのDACでは大勢に影響を与えないというショボーンな結論に(汗。
厳密には高音域の誇張されがちなEDAC-2に対しフラットなDAC-X20という感じで、音の傾向としては差異はあるのですが、分解能や表現力といったDACの性能という観点では優劣を付けるのが難しいです。
まぁMBA-1だとEL SOUND EDAC-2 SPECIAL≒Bryston BDA-1>Pioneer U-05だったのが、HPA-30WではEDAC-2>BDA-1≒U-05になったりと、DACとヘッドホンアンプとの間でもやはり相性はありそうだというのが分かったのは収穫でしたが。
あと、HPA-30Wは対MBA-1比で音が近い&横の広がりは少ないため、オーケストラとか聞く人にはMBA-1のが向いているのかもしれないな、とは思いました。
まぁアニソンメインの私としては全く問題ないですが(苦笑。
ちなみにDAC-X20&HPA-30Wにおけるヘッドホンごとの印象を一行コメントでまとめるとこんな感じでした。
- Pioneer SE-MASTER1: すごい骨太。相変わらず上流に影響受けまくりだなぁ・・・。
- HiFiMAN HE-6: こんなにキレが良いHE-6は初めてだ。
- beyer T1(バランス出力): 音が弾む感じ。こんなT1も初めて。
- ULTRASONE PRO 2900-Balanced: もっさい印象だったのに、これほど締まった低音が出るとは。
- FOSTEX TH600: 低音がよく沈み、濃い印象。
なんというか今まで聞いたことのない音ばかりでただただ驚くばかりなのですが、DACはまだしもヘッドホンアンプについては入れ替える意味がありそうな予感がするので、良さげなものを見つけたらゲットする方向で行きたいと思います。
P.S.
DAC-X20を使用する際は、ステップアップトランスで115Vに昇圧した場合とそうでない場合とでは音の力強さに雲泥の差があるので、中華DACをはじめとする海外製品に興味のある方は、手元にステップアップトランスを一台置いておくと色々はかどると思います。