ASRock AM1H-ITXにおけるACアダプタ使用時の変換効率

「デフォルトでACアダプタ対応というのが面白そう」という理由だけで購入したASRock AM1H-ITXですが、折角なのでマザーボード内蔵のAC電源端子を使用した場合と、所謂ACアダプタ電源を使用した場合とで消費電力を比較してみました。

なるべく素の状態で比較したかったので、CPU:Athlon5350、メモリDDR3-1600 2GB×2の他にHDD類は接続せず、「Ultimate Boot CD」をUSB経由で起動し、そこから「Mersenne Prime Test」を実行するという手順で消費電力をワットチェッカーで測定したところ、以下のような感じになりました。

  ACアダプタ電源経由 マザーボード直結
アイドル 14W 17W
負荷時 22W 25W

ACアダプタ電源にはGIGABYTEのMiniITXケース「GZ-SPIM51-P0B」付属の物を、そしてマザーボード直結時には長野JRCの「SQ2N80W19P-00」なる19V/80WタイプのACアダプタを別途使用してみましたが、大体3Wほど差が出てますねぇ・・・。

「たかが3W」と考えるか「されど2W」と捉えるかは人それぞれかもしれませんが、アイドル時の消費電力から考えると2割程度削減されたことになるので、決して無視できない差だと思います。

ちなみにAthlon5350を使っている割に負荷時の消費電力が少なめなのは、「Mersenne Prime Test」がCPUのコア数を正しく把握できておらず、テストプログラムが1スレッドしか動かなかったのが原因ですが、アイドル時と負荷時の差から推測するとマザーボード直結でも50W前後で納まる感じでしょうか?

まぁACアダプタ電源は100Wクラスでもそこそこいい値段するので、ACアダプタ単体で省電力が狙えるのは悪くないと思います。

 現に今回使用したACアダプタは960円@秋月電子で買ったものですし。

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