ThinkPad X240、稼働開始

3年チョイ使ったThinkPad X201sからThinkPad 240へのリプレース作業が完了しました。

X240を注文したのが昨年末の12月30日で、中国の工場から出荷されたとのメールが来たのが1月11日。そして実際に手元に届いたのが1月18日と、約20日での到着です。

年末年始を挟んでいて、しかもカスタマイズモデルなのに10日ほどでの出荷というのは中々迅速な対応ではないでしょうか?

そして先週末あたりからボチボチ使い始めているのですが、対X201s比で良いところ・悪いところが半々で、ちょっと惜しい感じですね。

まずは良い点。

  • Full HDモデルなので画面が広い
  • 明るさに強弱付けられるキーボードバックライト
  • アイソレーションタイプのキーボードだけどちゃんとクリック感がある

アイソレーションタイプのキーボードをちゃんと使うのはX240が初めてですが、全く違和感を感じさせないのは流石ThinkPadといったところです。

一方で気になった点はこんな感じ。

  • 内蔵スピーカーの質はX201sと大差無しで、一応ステレオ付けておきましたレベル
  • 満充電せずにバッテリー寿命を延ばす「省電力マネージャー」がインストール出来ない
  • トラックポイントの左右ボタンがハードキーではない

「省電力マネージャー」はWindows8非対応ですが、他のThinkPadで無理矢理インストールしたら動いたという情報を見たことがあるので、X240でも大丈夫だろうとたかをくくっていたのですが、起動させるとフリーズしてしまい、使い物になりません・・・。

まぁ「省電力マネージャー」についてはバッテリーの寿命が短くなる恐れがあるというだけで、最悪、バッテリーパックを買い直せばいいので致命傷では無いのですが、トラックポイントの左右ボタンについてはちょっと許容できないですね・・・。

x240

X201sは凹凸のある独立したボタンなので、目で見なくとも指で触ればボタンの位置が分かるのですが、X240の場合、タッチパッドの上端に擬似的なボタンエリアが用意されているだけなので、X201s時代の癖で指がボタンを探しに行っても空振ってしまい、非常にイライラします。

ThinkPadを使い続ける人にとって、大きな理由の一つがトラックポイントの存在にあるということはレノボの中の人だって知っていると思うのですが、なぜこれに対してGOをだしたのか、甚だ遺憾です。

とはいえ、次モデルで独立キーが出来てしまうと買い直す羽目になってしまうので、これについての改善はX270あたりでお願いします(苦笑。

そんな訳で個人的にはちょっと及第点を与えられないX240ですが、コスト重視ということでSSDを見送って7200rpm HDD&SSDキャッシュを選択した割に動作は軽快そのものなので、ハードウェアの素性は悪くない感じです。

あと、トラックポイントの左右ボタンの件はイマイチでもタッチパッドの出来は悪くないので、キーボードは重視するけどトラックポイントは別に~、という人にとっては良い選択肢になると思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク